だいせん二宮農園は、鳥取県西部に位置する秀峰大山の麓にあり、大山の恵みを受け上質なじねんじょを栽培しています。
大山のおいしい湧き水と、恵み豊かな黒ぼく、そして寒暖の差がある気候は、じねんじょの栽培に非常に適しており、粘りが強く甘みのあるじねんじょが育ちます。二宮農園の栽培面積は0.5ヘクタールにおよび、約1,200本のじねんじょを栽培しています。
自然に囲まれた環境のため、周りにはイノシシ・タヌキ・キツネ・イタチ・キジなど様々な野生動物が生息しています。
中でもイノシシは、じねんじょが大好物！農園にとっては厄介なお客さまです。そのため、柵を設置するなどして、じねんじょが荒らされないよう対策をしています。また、じねんじょは過湿を嫌うため、ほ場の傾斜を利用して、適度な水分になるよう配慮しています。
今年からは、他のじねんじょ農園ではされていない「マルチ内点滴潅水装置」を導入し、新たな栽培方法にも進んで挑戦しています。
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じねんじょってなに？知らない方も多いかもしれませんが、じねんじょとは山芋の仲間で、元々は自然の野山にのみ自生していました。
自然の恵みのため、限られた人しか食することができませんでしたが近年では栽培が盛んになり、一般の食卓でも口にできる機会が増えてきています。じねんじょには様々な栄養価が含まれており、昔から漢方薬の原料として使われてきました。ビタミンやミネラルも豊富で、疲労回復や生活習慣病の予防、更年期障害の緩和などにも効果があると言われています。
そして、女性の方なら気になる、美白効果も！外側は毛むくじゃらな外見ですが、中身は真っ白でかわいらしい。そして栄養も満点！濃密なとろろは少しの量でも満腹感を得られるため、ダイエットにも効果的。
じねんじょとろろはまるでお山のジェラート！ぜひ女性に食べていただきたい食材なのです！
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傷がなく、表面の皮に張りがあり変色のないもの。持った時に
ずっしりと重いもの。
切り売りのものは、切り口が白いものがおいしいとされています。
未調理のままじねんじょを保存する場合は、乾燥させないようにビニール袋にいれて
冷蔵庫に保存してください。状態にもよりますが、この方法で約１ヶ月の保存が可能です。
調理の際は、切り口は傷みやすいので薄くカットしてからお使いください。
冷凍保存する場合は、摩り下ろしてとろろの状態にしたものを保存バッグなどに入れて冷凍してください。解凍後に粘りが弱くなっているようであれば、再度すり鉢ですり混ぜると粘りが戻ります。
特徴的な表面の「ひげ」。まずじねんじょの長いひげを手で取り、次に残った細かいひげを火にあぶって焼いてください。そのあとに水洗いをします。※先に洗ってしまうと火がつかないので処理がしにくくなります。
じねんじょは長芋とは違い、皮をそのまま食べることで香りを楽しむことのできる食材です。ぜひこの下処理をして、香り高いじねんじょをいただきましょう。
